ウォルマーケットで買い物をしていたら、叫び声と罵る声がフロア中に響き渡りました。
何事かと思ったら、万引きした犯人を店員が取り押さえようとしている。
取り押さえるというよりも、荷物を持って行かせないようにしているだけで、身柄は拘束しようとはしていないですね。
安い物が置いてあることで有名なウォルマーケットでも、やはり貧富の差が激しい国なので、貧しい人が簡単に買うことが出来る価格帯ではないです。
だからか、明らかに貧しい服装をしている人が入ってくると、店員の数が増えて周りに貼り付くようになるのですが、今回のようにバッグに大量に詰めて持ち出そうとするのはバレて当然とも言えます。
余談ですが、ハワイは万引き(窃盗)には厳しいです。
1級から4級まで窃盗金額に応じての級分けがされていて、300ドルを超えると1級および2級の重罪扱いとなります。罰金は窃盗金額の4倍が相場。
すぐさま刑務所行きも珍しくないようなので、かなり割に合いません。
とは言っても…やはり、多いです。多くなった原因にレジ袋の有料化があると言われています。レジ袋が有料になったことにより、エコバッグのような簡易な自分のバッグを持ち歩くことが当然となりました。
エコバッグに品物を入れて帰ることが前提になったため、本当に買い物を何点かしていると盗品が混じっても分かり辛くなったようです。
水際で判断するのが難しいため、マーケットの売場には私服警備員もウロウロしているなんて話を良く聞きますね。