30代男性 やる気が出ない。 言葉にすればたったこれだけの言葉なのだが、私は1年以上、この状態に陥った。 切っ掛けはもう思いだせないが、3月になろうかという季節の変わり目の頃がもっとも酷く、着替えるのも面倒臭かった。 実家暮らしで良かったと思う。一人暮らしなら死んでいただろう。 結婚後、あまり音沙汰の無かった弟がたまたま帰省してきて時、私を見て酷く驚いていたのを覚えている。どうもやる気の無さは表情もおかしくさせるらしい。 弟がDURスタッフのジャックさんと以前面識が有ったから…なのだと思うが、「ハワイに行こう。良い場所があるから」なんて怪しげな言葉をずっと言われ続け、答えるのも面倒だった私は「勝手にしろ」と言ったのだと思う。 あれよあれよと言う間に物事は進み、GW直前にハワイに連れて来られていた。正直、あまり良く覚えていない。 初日、二日目と何となく覚えているのが日向ぼっこしていたこと。コテージの庭でずっと昼寝していたような…。 間違いなく覚えているのが、三日目だ。三日目の昼、何かスイッチが切りかわったかのように視野が鮮明になった。ずっとモノクロだった景色に色が入ったと言うか。 靄がかかっていたような頭に血が戻ってきたかのような気持になった。ここからの記憶はしっかりある。 人はやる気と共に記憶力、判断力も影響し合っているのだなと思った。 TUTSUMI氏に二日間、私は何をしていたのか?と聞いたところ、「ずっと弟と遊んでいただけ」と言う。そんな事でやる気が戻るのだろうか。俄かには信じられないのだが。 ともあれ、やる気が元に戻ったとは大げさな表現ではあるのだが、その状態になってからの10日ほどは楽しかった。 特に山登りかな。ハワイの山を登るなんて、今までの人生には無かったし。 今、日本に戻って来て、備忘録を兼ねての感想を書いているのだが、またいつ鬱になってしまうかと思うと不安で仕方ない。 だが、鬱になってもハワイに行けばいいやなんて少し馬鹿げたポジティブさを持っている自分もいる。 |
A様!
その後のやる気は如何でしょうか?
もちろん、「遊んでいた」だけではないですよ!
鬱気味の人が良く気分転換になる方法を幾つか行いましたが、良い空気と良い気候の中で過ごした事もやる気改善の一つです。
また鬱になったらハワイに行けばいいというのも間違ってはいません。
この吹っ切れ具合も重要なんです。
いつでも来て頂いて大丈夫ですよ!やる気が出なくなっても解決策が有るのだと思えば、気も楽でしょ!
TSUTSUMI