DURの英会話講座 6
今までのブログで書いてきた内容は、本当にやり方の窓口です。
御自分でやり方はカスタマイズして欲しいのですが、基本的には名詞と動詞の部分をしっかりすることが話すには重要だと分かって頂けたと思います。
これに副詞と前置詞入れれば、だいたいの言葉として成立します。文節は5~6程度。
何とも味気ない会話ではありますが、第二段階に入る前に英語の大前提を覚えることが必要なんです。どうしても、私達は母国語に訳すクセがあり、なかなか抜けません。
いわゆる英語脳には中々なれませんが、ネイティブと専門的な仕事の会話を続けなさいという事ではなく、英語をコミュニケーションツールとして使うには、この簡略化された英語を覚えることが上達の秘訣です。
それでは、第二段階の説明に入ります。
第二段階は、とにかく英語の本を読んでください。読むのは、ネイティブの幼稚園児や小学生低学年向けに書かれた絵本です。
ネットで検索すれば、幾らでも無料で出て来ますし、お金に余裕があるなら本屋さんで買ってきても良いでしょう。
絵本は優れた教材です。まず、難しい言い回しや表現がなく、ネイティブが当たり前のように使用する擬音表現や、子供向けの表現がてんこもり。
例えば、日本だと犬の鳴き声は「ワンワン!」ですが、英語だと「BOWWOW!」なんてのが有名ですね。他にも「お馬がパカパカ走る」とか、そういった表現が入っていますし、何よりも文節が短いのが良いです。
小学校中学年向けになってくると、文節が長くなり、読み解いて理解するのに時間がかかるようになります。
この本を読むというのは、英語脳にする訓練の一つなんです。
実際のところ、私達が本を読む時のように「疑問なく」その単語を理解出来て、頭に入って来るようにするには、絵本程度でないと教材として難しいのです(笑)
同時に、一日、15分で良いから、YouTubeで子供向けのアニメを見ます。もちろん、英語のですよ?トムとジェリーよりも、もっと子供向けのが良いですね。英語の数え歌とか、赤ちゃん向けのでも良いです。
聞くことで、ネイティブの話す速度と、発音が理解出来るようになります。最初は凄く早く感じますが、ずっと聞いていると慣れて来ます。耳が英語の音に慣れてくると言っていいでしょう。
言語を完成させるのは、多読と多聴です。名詞、動詞の数が土台としてあるのなら、文法は本を読んでいる間に身に付いて行きます。
まずは、子供向けの本とアニメで耳と頭を慣らしていきましょう。