S・Y 様　2019年　5月24日

30代女性

今思えば、何て些細なことに悩み続けた10年間だったのだと思います。

私はもともと人と関わるのが苦手で、趣味は読書に手製のバッグ作り。嫌いなものは運動と、カラオケなどの騒々しい場所。

20代半ばから内向的な自分自身に嫌気がさし、自分探しをしましたが、これが無理なことだったんだなぁ…と感じます。

無理して人の集まる場所や催し物に出かけても、心根が内向的なせいかどれもこれも長続きせず。

そしてハマってしまったのが、スピリチュアル系。

「これがわたしだ！」と思えてしまったのが運の尽きというか、、、

部屋に増えて行くそれ系の本と、パワーストーンやらラッキーグッズやら…。

両親から見て余りにも痛々しいと思ったのでしょう。旅行に無理やり連れて行かれたり…と、durへの参加も両親からの頼みでした。

海外旅行なんてしたくもないし、ハワイ？暑いのなんて嫌いだし…とイヤイヤしながらも、両親からの頼みなら仕方ないなぁ…という感じで、むしろ家族旅行に付き合ってやるんだくらいの感じで参加しました。

暑い場所で体力がない私が出来ることなんてあるわけない。炎天下の中でサッカーなんて卒倒します。バーべーキューなんてしたくありませんと、HAJIMUさんに最初に言ってしまいましたが…嫌な顔しなかったのは、職業的なものなんだろうなぁくらいに思っていました。

まさか、一日目は皆でカードゲームだとは思いませんでした。こんなこと、日本でも出来るじゃん！って思いましたけど、今思えば、イヤイヤしていた私の概念を壊すための第一歩だったんですよね。

最初が大事とは言いますが、以降、HAJIMUさんからの提案はすんなり受け入れられましたし、4日目くらいから凄い楽しかったですよ。

こんな面倒臭い私でごめんなさいね（笑）

夜中に両親を抜きにして、一晩中語り合ったのは良い経験になりました。今まで、こんなに長い時間を他人と話したことってありませんでしたから。

ずっと、今の自分が嫌で自分探しをしていますという私に、「もう見つかったじゃないですか」というHAJIMUさんの言葉は響きました。えぇ、むかついてむかついて！何をこの人、簡単に言ってくれるのって！

でも、これも壊しのプロセスだったのでしょうか。怒りが有りましたけど、気が付けば、なんで、こんな事に悩んでいたんだろう…と気持ちが吹っ切れたんですよね。

その後での両親としたバーベキューや、HAJUMUさんたちスタッフさんとした山登りなんかも、全然受け入れ方が違うようになったと自分でも思え始めました。これが、再構築なんだなぁ…と。

気が付けば帰国まで数日前みたいな時間感覚になっていましたし、自分にとっても得難い経験ばかりでした。

両親とも話しましたが、何か月先になるか分かりませんが、次は自分だけで参加したいと思います。