DURの英会話講座 7
小児向けアニメと絵本で英語には十分慣れたでしょうか。ずっとこの手法を行っていると、字幕なしでもトムとジェリーや、おさるのジョージなどが分かるようになって来ます。
実際、アニメは絵が付いてくるので「こんな事言っているんだろうな」と推測もしやすいですからね。
DURの英会話講座、話せるようになるにはどうしたら…という内容にて絞ってきましたが、基本的には前回までの講座内容の繰り返しです。
成長してきたなと感じたら、名詞と動詞の数を増やすだけ。読む本と見るアニメを小学校中学年から高学年にするだけで、単語の難しさ、何を言っているかの難しさはグッと上がります。
よく英語HOW TO 本などに、洋画や海外ドラマを英語の字幕で見ると良いなどとありますが、大人向けのドラマや映画はお勧めしません。
独特な言い回しも多いし、専門的な用語や、法律用語などが普通に混じってくるからです。ティーン向けのバラエティやラブコメでも、かなり難しい言葉が混ざりますので、やはりアニメを見ていた方が理解も早まります。
そして、第三段階。最後の段階の説明に入ります。
それは簡単。とにかく喋るだけ。口と舌を英語に慣らさなければ、すんなり話せません。
今まで見て来た本で文節や語彙はカバーしていますし、視聴してきたアニメなどの映像作品で耳も慣れて来ています。最後は口となるわけですが、こればかりは喋り倒さないと身に付きません。
やり方は、アニメを見ている時に、登場人物が誰かに言ったセリフを自分に言って来たものだとして、返答します。
例えば、朝の教室での当たり前のような挨拶のワンシーン。
A「HI! What's up?」(おはよう、元気?と聞いているような慣用句)
これに対して、貴方が言い返します。調子良いよ!でもいいし、眠いでもいいし、何でもいいです。とにかく言い返すことが重要で、最初は会話が一方的になってしまいますが、これも続けているうちに慣れてきます。
そのうち、バラエティ番組などに英語で感想を呟けるようになりますよ(笑)
かなり大ざっぱに説明して来ましたが、これがDURの英会話の基本となる考え方です。もちろん、DURサポートに参加した人には丁寧に教えますが、基本となる部分は変わりません。
ご興味を少しでも持ったなら、ちょっとの期間だけでもいいからやってみては如何でしょう?
上達を実感出来ると思いますよ!